第6話:「うちの支援機関、担当者がコロコロ変わりすぎ!」引き継ぎの裏に隠された、人材業界の切ない舞台裏

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こんにちは。
「外国人雇用のセカンドオピニオン」ふくろう主任です。

「うちの登録支援機関、担当者が毎年のように変わるんだけど、本当に大丈夫なのかな……」
「新しく挨拶に来た担当者、前の人より明らかに外国人雇用の知識がない気がする……」

介護施設の施設長から、こうした「支援機関の担当者がコロコロ変わる」という愚痴や不安を耳にすることは、実は少なくありません。

実は、この記事を書いているまさに今も、業界の片隅で「一人のベテラン担当者が去り、
知識ゼロの素人の後任スタッフへ、バタバタと引き継ぎが行われている現場」があります。

なぜ、他社の「定着」をサポートすべき支援機関や紹介会社で、これほどまでに担当者の交代が相次ぐのか。
今回は、彼らが絶対に施設長には明かさない、業界の切ない舞台裏と、そこ潜むリスクについてお話しします。


  1. 支援機関の担当者が長続きしない「構造的な理由」

結論から言うと、多くの紹介会社や登録支援機関は、「信じられないほど離職率が高い業界」です。
他社の離職を止めるビジネスをしていながら、自社の足元は常に人手不足でグラグラしているケースが珍しくありません。

その理由は、現場にかかる「過度なプレッシャー」にあります。

多くの会社では、外国人スタッフの「日々の生活支援」や「トラブル対応」を行うスタッフが、
同時に「新規の紹介手数料を稼いでくる営業マン」を兼務しています。
現場の泥臭いフォローに追われながら、上からは「今月は何人マッチングできるんだ?」と営業数字のノルマを詰められる。

この、【現場の優しさ】と【営業の数字】の板挟みに耐えかねて、志を持っていた優秀なベテランほど、精神的に疲弊して突然辞めてしまうのです。


  1. ベテランから「素人」へ。その引き継ぎ、本当にできていますか?

担当者が辞めるとなれば、当然「引き継ぎ」が行われます。しかし、ここにも大きな罠があります。

本日まさに退職していくベテランスタッフが、明日から新しく担当になる「素人の後任さん」に引き継ぎをしているシーンを想像してみてください。

 ・外国人スタッフAさんの、ビザ更新の微妙なタイミング
 ・Bさんが現場の日本人リーダーと今、どんな空気感になっているか
 ・施設長が今の支援体制にどんな不満を持っているか

これらはすべて、ベテランが「現場に何度も足を運び、空気を感じ、本音をじっくり聴いてきたからこそ見えていた形のない財産」です。
書類やデータに残るような薄い情報ではありません。

それを、数日(場合によっては数時間)の引き継ぎ期間で、業界未経験の後任スタッフが100%理解するのは、物理的に不可能なのです。

結果として、挨拶に来た後任の担当者は「書類の手続きのやり方は教わりましたが、
現場のトラブルや外国人の心の機微は何もわかりません」という状態のまま、あなたの施設の担当になってしまいます。


まとめ:担当者が変わったときこそ、施設が身を守るタイミング

担当者がコロコロ変わるというのは、その支援機関の「組織としての限界」のサインです。
もし、新しく来た担当者がお決まりの挨拶しかせず、ビザの法律知識も危ういと感じるなら、
それは施設にとっても外国人スタッフにとっても非常に危険な状態です。
手続きのミスや、水面下の離職のサインを見落とされるリスクが跳ね上がるからです。

ただ、ここで怒ったり諦めたりする必要はありません。

「担当者が経験の浅い担当者に変わってしまった」
「でも、今の支援機関との付き合いもあるから、急に変えるわけにもいかない」

そんなときは、新任の担当者を育てるくらいの気持ちで構えつつ、何か違和感を覚えたら、すぐに外の客観的な目(セカンドオピニオン)を頼ってください。

「新しく来た担当者、こんなこと言ってるけど法律的に大丈夫?」
「前任の人に伝えてた悩みが、後任に全く伝わっていない気がする」

そんなモヤモヤがあれば、いつでも「ふくろう主任」に声をかけてください。面倒な営業や手続きの売り込みはしません。あなたが頼りない担当者のせいで胃を痛めないよう、一歩引いた中立な視点から、いつでも現場の交通整理をお手伝いします。

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