こんにちは。
「外国人雇用のセカンドオピニオン」ふくろう主任です。
「時間もお金もかけて育てたのに、介護福祉士に合格した途端、転職されてしまったらどうしよう……」
そんな不安を口にされる施設長は少なくありません。
確かに、介護福祉士の資格を取得すると、働ける職場の選択肢は一気に広がります。
だからといって、「資格を取ったら、みんな条件のいい施設へ移る」というわけではありません。
実際には、資格取得後も長く同じ施設で活躍している人もたくさんいます。
では、その違いは何なのでしょうか。
今回は、介護福祉士を取得した外国人スタッフが本当に求めているものについてお話しします。
1.優秀な人ほど「給料」だけでは職場を選ばない
介護福祉士を取得したスタッフは、以前よりも多くの求人を見るようになります。
しかし実際には、「給料が高いから」という理由だけで転職先を決める人は、それほど多くありません。
むしろ面接では、以下のような点をよく見ています。
・どんな人たちが働いているのか
・教育体制はあるのか
・資格取得後も成長できる環境なのか
反対に、
「資格を取っても仕事内容も評価も変わらない」
「いつまでも外国人だからという理由で契約社員のまま」
そんな将来への閉塞感を感じた時に、「ここではもう成長できないかもしれない」と転職を考え始めるのです。
2.彼らが欲しいのは「約束」ではなく「可能性」
施設長の中には、「昇進を約束しなければ辞めてしまうのでは」と心配される方もいます。
でも、そこまで約束する必要はありません。
大切なのは、「この施設には、あなたの次のステージがある」というメッセージを伝えることです。
・「介護福祉士に合格したら、新人さんのサポートもお願いしたい」
・「今後は会議にも参加して、一緒に現場を良くしていこう」
そんな一言だけでも、「私はこの施設の一員(プロフェッショナル)なんだ」という実感につながります。
3.キャリアの話は、退職面談では遅い
実は、多くの施設では、キャリアの話をするのは「退職を申し出られた後」です。
しかし、その時には本人の気持ちはほぼ固まっています。
だからこそ、介護福祉士を目指し始めた頃から、あるいは資格取得直後に、
「これからどんな仕事に挑戦したい?」
「5年後はどんな介護職になっていたい?」
そんな話をする時間を作ってみてください。
正解を出す必要はありません。
未来について話せる上司がいること自体が、彼らにとって大きな安心感になります。
まとめ:人は「給料」だけではなく、「未来」がある職場に残る
介護福祉士の資格取得はゴールではありません。
日本で介護職として生きていく、新しいスタートです。
その時に、「この施設には、自分の未来がある」そう感じられれば、人は簡単には辞めません。
一方で、「資格を取っても何も変わらない」そう感じた瞬間に、転職サイトを見る人もいます。
資格取得後の関わり方こそが、本当の定着支援なのです。
・「資格取得後のキャリアを、どう描けばいいか分からない」
・「頑張ってくれている外国人スタッフに、もっと長く活躍してほしい」
そんな施設長は、ぜひ一度「ふくろう主任」にご相談ください。
外国人スタッフの将来への想いと、施設の状況。
その両方を大切にしながら、「ここで働き続けたい」と思えるキャリアづくりを、一緒に考えていきます。

