第21話:「辞めます」と言われてからではもう遅い!優秀なスタッフを引き留める“未来志向”の面談術

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こんにちは。
「外国人雇用のセカンドオピニオン」ふくろう主任です。

今回から新章として、外国人スタッフだけでなく、日本人スタッフも含めた「人が育ち、人が辞めない組織づくり」をテーマにお届けします。

その第1回は、多くの施設長が悩む「面談」です。

「実は、お話がありまして……」
その一言で慌てて面談室を確保し、引き留めようとしたものの、すでに本人の意思は固まっていた――。
そんな経験をされた施設長も少なくないのではないでしょうか。

実際、退職の申し出があった時点では、多くの場合、本人の気持ちはかなり固まっています。
でも、その決断に至るまでには、

「もう少し頑張ろうかな」
「やっぱり辞めようかな」
そんな小さな揺れが何度もあったはずです。
その揺れに気づけるかどうか。
そこが、定着率を大きく左右します。


1.面談が「愚痴を聞くだけの時間」になっていませんか?

最近では1on1面談を取り入れる施設も増えてきました。しかし実際には、
「最近どう?」
「大変です」
「そうだよね」
これで終わってしまうケースも少なくありません。

もちろん、話を聴くことは大切です。
でも、愚痴を吐き出して終わるだけでは、スタッフの頭の中には「やっぱりこの職場は大変なんだ」というネガティブな印象だけが残ってしまいます。

面談で本当に大切なのは、過去を整理することではなく、未来を一緒に考えること。そこにあります。


2.「なぜ?」より「これからどうしたい?」

スタッフが前向きになれるかどうかは、施設長が投げかける「質問」で大きく変わります。

 ・❌「どうしてうまくいかなかったの?」

 ・❌「なぜコミュニケーションが取れないの?」

こうした質問では、人は言い訳や自己防衛に意識が向いてしまいます。一方で、以下のような問いかけをするとどうでしょうか。

 ・⭕️「次はどうしたらうまくいきそう?」

 ・⭕️「これから挑戦してみたい仕事はある?」

 ・⭕️「仕事をしていて、一番やりがいを感じる瞬間ってどんな時?」

こんな問いかけをすると、自然と未来へ視線が向きます。
良い面談は、良いアドバイスではなく、良い質問から生まれるのです。


3.退職を防ぐのは「問題解決」ではなく「未来の共有」

退職は突然起こるように見えて、実際は少しずつ心が離れていくプロセスです。
人間関係で悩む日もあれば、利用者様との関わりにやりがいを感じて踏みとどまる日もある。
その小さな揺れを繰り返しながら、ある日、最後の一押しが起きます。

だからこそ、「問題が起きたから面談する」のではなく、「未来を共有するために定期的に話す」という時間を持つことが大切です。

たとえ15分でも構いません。
定期的に「最近どう?」だけではなく、「これからどんな成長を目指したい?」そんな会話を続けることで、スタッフは「この職場には、自分の未来を一緒に考えてくれる人がいる」と感じられるようになります。


まとめ:面談は「評価の場」ではなく「未来を描く場」

良い組織には、優秀なスタッフがいるのではありません。
優秀なスタッフが育つ「対話」があります。

面談とは、評価を伝える時間でも、愚痴を聞く時間でもありません。
一人ひとりが、「この職場でどんな未来をつくっていきたいか」を一緒に考える時間です。
その積み重ねが、外国人スタッフも、日本人スタッフも、「ここで働き続けたい」と思える組織を育てていきます。

 ・「面談をしても、本音がなかなか聞けない」

 ・「スタッフが前向きになる面談の進め方を知りたい」

そんなときは、ぜひ一度「ふくろう主任」にご相談ください。
外国人雇用の現場で見えてきた課題や、多くの施設との対話から得た知見をもとに、一人ひとりが安心して成長できる面談の仕組みづくりを、一緒に考えていきます。

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